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「会議中や電車内で突然お腹の調子が悪くなる」
「大事な予定のたびにトイレが気になって不安」
「病院では異常なしと言われたけれど、ずっと症状がつらい」

こうした悩みを抱えていませんか?
それは**過敏性腸症候群(IBS)**かもしれません。

東京都品川区にある「認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店」では、医療と連携しながら、心の側面からの支援を行っています。この記事では、IBSに対して認知行動療法(CBT)がどのように活用されているかをご紹介します。


過敏性腸症候群(IBS)とは?

IBSは、腸に明らかな異常がないにもかかわらず、腹痛や便通異常(下痢や便秘)などの不調が慢性的に続く状態です。以下のようなタイプに分類されます。

体の病気というよりも、「腸の働き方」がストレスや緊張と密接に関係していることが特徴です。
そのため、内科的な治療だけではなかなか改善が難しいケースも少なくありません。


心理的アプローチがなぜ必要なのか

IBSは、精神的ストレスや生活環境の影響を強く受けることが分かっています。

こうした状態では、日々の生活が慎重になりすぎて、外出や人との関わりを避けがちになってしまいます。
当センターでは、一人ひとりのこころの状態を丁寧に整理し、少しずつ安心感を取り戻していくためのサポートを行っています。


認知行動療法(CBT)による支援内容

CBTは、「思考・感情・行動」に働きかける心理療法です。
過敏性腸症候群に対しては、次のような方法を用いることがあります。

1. 考え方のパターンに気づく

「またトイレに行きたくなったらどうしよう」などの不安な考えが強くなっているとき、その背景にある思い込みや認知の傾向に気づいていきます。
それを否定するのではなく、新しい視点を取り入れることで心を軽くしていきます

2. 安心できる行動の幅を広げる

「避けたい」と感じる状況を無理に変えるのではなく、今の自分にできそうな行動から段階的に取り組む方法を一緒に探ります。

3. 身体感覚との付き合い方を変える

体の不調を意識しすぎてしまう場合、CBTでは注意の向け方やリラクゼーション技法を取り入れ、自分の身体に対する安心感を育てていきます


カウンセリングの実際の流れ(イメージ)

当センターでは、初回のご相談で丁寧に現状をお聞きした上で、その方に合った進め方を一緒に考えていきます

初回面接

困っていること・悩みのきっかけ・生活への影響を、無理のない範囲で話していただきます。

見立て・目標の設定

「どんな状況で症状が出やすいのか」「どんなときに気持ちがつらくなるのか」を整理し、目標を一緒に考えます。

認知や行動の調整

思考や行動の傾向を一緒に見つめ直し、少しずつ楽に過ごせる工夫を取り入れていきます

振り返りと継続支援

自分の変化やこれまでの歩みを確認し、必要に応じて継続的なサポートをご提案します。


よくあるご質問(Q&A)

Q. 内科では異常なしと言われましたが、相談してもいいのでしょうか?
A. はい、問題ありません。IBSは機能性の障害であり、心理的な支援が有効なケースも多く報告されています。

Q. どんなタイミングで相談すればいいですか?
A. 症状が生活に影響していると感じたときが適切なタイミングです。軽いうちからのご相談も歓迎しています。

Q. オンラインでもカウンセリングを受けられますか?
A. はい、全国対応のオンラインカウンセリングを提供しています。外出に不安がある方でも安心してご相談いただけます。


一人で抱えこまず、心と身体を整える第一歩を

過敏性腸症候群は、外からは見えにくく、周囲に理解されづらい症状です。
しかし、「心のあり方」や「考え方のパターン」に気づくことで、症状が軽くなることもあります。

私たちは、症状の「完全な消失」だけでなく、「不調があっても安心して生きられる状態」を一緒に目指します。
どんな状態からでも始められます。まずはお気軽にご相談ください。


■ 認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店

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