MENU

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店です。
「布団に入っても眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「早朝に起きてしまい再入眠できない」──こうした不眠の悩みは決して特別なものではなく、誰にでも起こり得る身近な問題です。日本人成人のおよそ5人に1人が、不眠の症状を抱えているといわれています。

眠れない夜が続くと、昼間の疲労感や集中力の低下、気分の落ち込み、人間関係や仕事の効率の低下など、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。特に東京のように忙しく刺激の多い環境では、不眠が慢性化しやすい傾向もあります。

本記事では、**不眠症に対する認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia:CBT-I)**を、東京品川店でのカウンセリングという視点からご紹介します。


不眠症とは?

不眠症は「眠れない」という一言で表されがちですが、実際には以下のように複数のタイプがあります。

これらが週に3回以上・3か月以上続き、日中の生活に支障をきたす場合、不眠症とみなされることがあります。背景には、仕事や家庭のストレス、生活リズムの乱れ、心身の不調など多様な要因が関わっています。


不眠症への対応とカウンセリングの役割

不眠で悩む方の中には、医療機関で薬を利用されている方もいます。しかし「薬だけでは不安」「自然に眠れるようになりたい」と感じる方も少なくありません。

そのため近年は、薬に頼らない方法として非薬物的アプローチが注目されています。その代表例が、心理療法の一つである**認知行動療法(CBT-I)**です。

CBT-Iでは、生活リズムの調整や睡眠に関する考え方の見直し、リラクセーション技法などを組み合わせ、眠れない悪循環を断ち切るサポートを行います。


認知行動療法(CBT)とは?

認知行動療法は、物事の「捉え方(認知)」と「行動」に注目し、問題の改善をめざす心理療法です。うつ病や不安障害などの支援で広く使われていますが、不眠症に対しても効果的とされています。


CBT-Iの具体的なアプローチ

東京品川店のカウンセリングでは、まず睡眠のパターンを丁寧に整理し、その方の状況に合わせて複数の方法を組み合わせていきます。

1. 刺激制御法

布団に入ることが「眠れない」という経験と結びついてしまう場合があります。

といったルールを徹底し、「布団=眠れる場所」と再学習していきます。

2. 睡眠制限法

「眠れないから布団に早めに入る」「横になっていれば休める」といった行動は逆効果になることがあります。実際に眠れている時間を基準に布団にいる時間を調整し、睡眠効率を高めていきます。

3. 認知再構成(思考の見直し)

「眠れないと明日大きな失敗をする」「寝不足は絶対に取り返せない」といった極端な考え方は、不眠を悪化させます。カウンセリングではこうした思考を整理し、「多少眠れなくても乗り切れることがある」といった柔軟な捉え方を育て、睡眠に対する不安を和らげます。

4. リラクセーション法

呼吸法や筋弛緩法、イメージ・トレーニング、マインドフルネスなどを取り入れ、心身の緊張を和らげます。眠ろうと力むあまり眠れなくなる悪循環から抜け出す助けとなります。

5. 睡眠衛生教育

こうした生活習慣の工夫を取り入れることで、自然な眠りを促します。


東京で不眠に悩む方へ

東京は仕事や学業、人間関係などでストレスが溜まりやすく、眠りに影響が出やすい環境でもあります。品川エリアも例外ではありません。

当センター東京品川店では、認知行動療法を基盤に、不眠の背景を整理しながら一人ひとりに合った方法を提案しています。薬に頼らず眠れるようになりたい方、生活全体を整えたい方はぜひご相談ください。


Q&A

Q1. 睡眠薬を飲んでいますが、カウンセリングは受けられますか?
A1. はい、主治医の許可があれば受けていただけます。薬と並行しながら、生活改善のサポートを行います。

Q2. 生活習慣が乱れていても大丈夫ですか?
A2. 問題ありません。多くの方が同じ悩みを抱えています。できるところから一緒に改善していきますので、安心してご利用ください。

Q3. オンラインでも対応していますか?
A3. はい。東京以外にお住まいの方も、全国からオンラインでご相談いただけます。


ご予約・お問い合わせ

認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店
住所:〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目14-10 五反田ハイム607号
アクセス:JR山手線 五反田駅 徒歩5分
営業時間:10:00〜20:00(完全予約制)


おわりに

不眠症は「そのうち治る」と放置してしまうと、心身に大きな負担を残すことがあります。
東京品川で不眠に悩んでいる方にとって、認知行動療法を取り入れたカウンセリングは根本改善をめざす有効な手段です。眠れない夜を一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。

一覧に戻る