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こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店です。

DVやパートナーへの暴力について、

「もう二度と繰り返したくない」
「家族との関係を立て直したい」
「警察からカウンセリングを勧められた」
「自分の怒りや行動をコントロールできるようになりたい」

と考えていても、カウンセリング費用が負担となり、支援を受けることをためらう方もいらっしゃいます。

品川区では、令和8年度から、DV行為の重大化・再発を防ぐことを目的として、加害行為をした方が専門機関などでカウンセリングプログラムを受ける際の費用を助成する制度が始まりました。

この記事では、品川区の「加害者プログラム等受講支援」の概要と、DV加害に対するカウンセリングで行うことについてご紹介します。


品川区の「加害者プログラム等受講支援」とは

品川区では、DVの重大化や再発を防止するため、医師や臨床心理士などによるカウンセリングプログラムの受講費用を支援しています。

助成額は、1回につき12,000円、10回までを目安とされています。

DV加害に対するカウンセリングを継続的に受けたいものの、費用面に不安がある方にとって、支援につながる可能性のある制度です。

ただし、申し込めば誰でも自動的に助成される制度ではありません。利用を希望する場合は、事前に被害者の方から品川区または品川区内の警察署の相談窓口へDVの相談をする必要があります。

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/bosai/bosai-bohan/taisaku/20260413163904.html


制度の対象となる方

品川区の案内では、次のような方が対象とされています。

相手方が品川区または品川区内の警察署にDV事案について被害者から相談があり、加害行為をした本人又は被害者が品川区民である場合です。

そのため、単に品川区内のカウンセリングルームを利用するだけでは、制度の対象にはなりません。

詳しい対象要件や申請の可否については、品川区地域活動課生活安全担当へ確認してください。


助成を受けるまでの基本的な流れ

実際の手続きは個別の状況によって異なりますが、おおむね次のような流れが想定されます。

1.被害を受けた方が区や警察に相談する

DVやストーカー行為を受けた相手方が、品川区または品川区内の警察署へ相談します。

警察や区への相談は、必ずしもただちに家族関係を解消することだけを目的とするものではありません。安全を確保しながら、暴力や威圧的な行為をこれ以上繰り返さないための対応を検討する場でもあります。

2.加害行為をした本人に支援制度が案内される

状況に応じて、警察や区の担当者から、カウンセリングや更生プログラムについて案内されることがあります。

ただし、すべての事案で必ず制度が案内されるとは限りません。利用を希望する場合は、ご自身から区や警察の担当者へ相談することも大切です。

3.助成制度の申請を行う

案内を頂いたら、所定の申請手続きを行います。

カウンセリングを先に開始すると対象外となる可能性も考えられるため、助成を希望する場合は、カウンセリング開始前に必ず品川区へ確認することをおすすめします。

4.専門機関でカウンセリングを受ける

申請内容が認められた後、専門機関や医療機関、NPO団体などでカウンセリングや更生プログラムを受けます。

5.領収書を添付して助成を申請する

カウンセリング料金はいったん利用者が支払い、発行された領収書を助成申請書に添付して提出します。

その後、審査を経て助成金が支払われる、後払い形式の制度です。

プログラムが年度をまたぐ場合は、年度ごとに領収書を分けて提出する必要があります。


制度利用で特に注意したいこと

必ず事前に品川区へ相談してください

助成制度の正式な対象者、対象となるカウンセリング機関、申請時期、必要書類、支払い方法については、品川区が判断します。

当センターでカウンセリングを受けることが、そのまま助成対象になることを保証するものではありません。

カウンセリングを申し込む前に、次の担当部署へご確認ください。

品川区地域振興部 地域活動課 生活安全担当
電話:03-5742-6592

品川区公式案内:
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/bosai/bosai-bohan/taisaku/20260413163904.html


DV加害のカウンセリングでは何をするのか

DV加害のカウンセリングは、単に「怒らないように我慢する」「反省する」といった精神論だけで進めるものではありません。

暴力や威圧的な言動が起きるまでには、多くの場合、一定のパターンがあります。

例えば、

といった流れです。

認知行動療法では、暴力行為だけを切り離して考えるのではなく、その前後にある状況、考え、感情、身体反応、行動を具体的に整理します。


よくあるご質問

Q.警察から案内されていなくても相談できますか

A.当センターへのカウンセリング相談は可能です。

ただし、品川区の助成制度を利用できるかどうかは、区や警察への相談状況などを踏まえて品川区が判断します。助成を希望する場合は、先に品川区地域活動課生活安全担当へご相談ください。

Q.被害を受けた相手もカウンセリングに参加できますか

A.状況によっては、相手方を含めた支援を検討できる場合があります。

ただし、暴力や強い威圧が続いている段階で、安易に夫婦同席のカウンセリングを行うことは適切ではありません。安全性を確認したうえで、個別に判断します。

品川区の制度では、DV更生プログラムにおける相手方の参加費用も助成対象になると案内されています。

Q.カウンセリング内容は警察や区へ伝わりますか

A.当センターが、ご本人の同意なくカウンセリング内容を区や警察へ提供することは原則としてありません。

ただし、生命や身体に重大な危険が迫っている場合、子どもの安全に関する問題がある場合などは、安全確保を優先して関係機関への相談や連携を検討することがあります。

また、助成申請に必要な書類や情報については、事前に品川区へご確認ください。

Q.すでにカウンセリングを始めています。さかのぼって申請できますか

A.さかのぼって助成を受けられるかどうかは、品川区へ確認が必要です。

対象外となる可能性もあるため、制度利用を考えている方は、できるだけカウンセリング開始前に相談してください。


認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店のご案内

認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店では、DV加害、怒りのコントロール、家族関係の問題などについて、認知行動療法を基盤としたカウンセリングを行っています。

DVの問題は、本人が「悪い人だから」起こると単純に片づけられるものではありません。しかし、どのような事情があったとしても、暴力や威圧的な行為が正当化されるわけでもありません。

行為の責任を引き受けたうえで、繰り返さないために何を変える必要があるのかを、一緒に具体化していきます。

東京品川店

〒141-0031
東京都品川区西五反田2丁目14-10
五反田ハイム607号室

JR山手線「五反田駅」より徒歩5分
完全予約制

店舗案内:

カウンセリング・事前無料相談のお申し込み:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform

お申し込み後、原則として3営業日以内に担当者よりご連絡いたします。


まとめ

品川区では、令和8年度から、DV行為の重大化や再発を防止するため、加害者プログラムやカウンセリングの受講費用を助成する制度が始まっています。

助成額は、1回1万2,000円、10回までが目安です。ただし、相手方が品川区や区内警察署へ相談していることなどの要件があり、利用には事前の相談と申請が必要です。

「家族を失いたくない」という思いは、カウンセリングを始めるきっかけになるかもしれません。

しかし、より重要なのは、相手や子どもの安全を守り、自分自身が同じ行為を繰り返さないための具体的な取り組みを始めることです。

助成制度の利用を考えている方は、まず品川区の担当窓口へ相談したうえで、カウンセリングをご検討ください。

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