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〜認知行動療法を通じた柔軟な関わり方〜

はじめに

こんにちは。認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店です。
当センターはJR五反田駅から徒歩5分の場所にあり、都内で働く方や品川周辺にお住まいの方を中心にご利用いただいています。

人間関係の悩みは、職場・家庭・学校・友人関係など、あらゆる場面で生じます。
「上司や同僚とうまく話せない」「家族に本音を伝えられない」「人前でぎこちなくなってしまう」といった悩みは、一人で抱え込むほど深刻化しやすいものです。

当センターでは、認知行動療法(CBT)のアプローチを用いて、こうした人間関係の問題を整理し、自分に合った新しい関わり方を見つけるお手伝いをしています。


人間関係の悩みを整理する

人間関係のストレスは「出来事」そのものではなく、その後に続く 考え方・感情・行動のパターン によって大きく左右されます。

例えば、職場で同僚が自分にあまり話しかけてこなかったとき:

このように、出来事をどう解釈するかによって気持ちや行動は大きく変わります。
カウンセリングでは、まず自分のパターンを整理して可視化するところから始めます。


いつもと違う選択を試す

人間関係が行き詰まるときには、つい「いつもの対応」を繰り返してしまいがちです。
しかし、少し違う選択をすることで状況が変化することがあります。

こうした小さな試みが積み重なることで、人間関係の空気は少しずつ変わっていきます。


折り合いをつけるという発想

人間関係の課題は、「相手を完全に変える」か「自分を押し殺す」かの二択ではありません。
大切なのは、双方が納得できる折り合いを見つけること です。

折り合いを見つける発想は、対立を避けるためだけでなく、長期的に関係を保つうえでとても有効です。


考えを整理する

人間関係で悩むと、感情が先行して「どうしてこうなったのか」が見えなくなることがあります。
カウンセリングでは以下のようなステップで考えを整理します。

こうして振り返ることで、自分の思い込みやパターンに気づき、新しい視点を持つことが可能になります。


アサーションを学ぶ

人間関係を円滑にするための重要なスキルが アサーション(自己表現の方法) です。
アサーションとは「自分も相手も尊重しながら、自分の気持ちを率直に伝えること」を意味します。

例えば「あなたが悪い」ではなく「私はこの点で困っている」と伝えることで、相手を責めることなく気持ちを共有できます。
アサーションを練習することで、衝突を避けつつ自分の意見を表現できるようになります。


カウンセリングの流れ(例)

東京品川店でのカウンセリングは、クライエントの状況に応じて柔軟に進めます。
一例として:

  1. 初回面接(50分)で人間関係の困りごとを丁寧に伺う
  2. パターンの整理:「状況・考え・感情・行動」のつながりを見える化
  3. 代替行動や折り合いの検討:「いつもと違う選択」を一緒に考える
  4. アサーション練習:ロールプレイを通じて自然な表現を練習
  5. 振り返りと調整:日常で試したことをカウンセリングで共有し改善につなげる

※すべての方が同じ手順で進むわけではなく、状況に応じて柔軟に対応します。


Q&A

Q1. 人間関係の悩みはカウンセリングで改善できますか?
A1. 改善の度合いは人それぞれですが、パターンを整理し、新しい選択を試すことは多くの方に有効です。

Q2. アサーションは誰でも身につけられますか?
A2. はい。最初は不自然に感じても、練習を重ねることで自然な自己表現として使えるようになります。

Q3. 職場・家庭・学校・友人関係など幅広い場面に応用できますか?
A3. はい。人間関係の種類を問わず、認知行動療法の枠組みとアサーションは有効です。


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まとめ

人間関係の悩みは「相手を変える」こと以上に、「自分の考えや行動パターンを見直す」ことから改善につながります。
カウンセリングでは、自分のパターンを整理し、アサーションを練習しながら、より柔軟で安心できる関わり方を一緒に探していきます。

東京・品川エリアで人間関係に悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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