2025年04月17日
- 認知行動療法
東京品川でギャンブル・投資依存へのカウンセリング

「もうやめようと思っていたのに、またやってしまった……」 「気づいたらお金も時間も使いすぎていた……」
ギャンブルや投資が生活の一部になりすぎて、やめたくてもやめられない——そんな悩みを抱える方が近年増えています。
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店では、ギャンブル依存や投資依存に悩む方に向けて、心理士の視点と認知行動療法(CBT)の枠組みから、心と行動の整理をサポートしています。本記事では、ギャンブル・投資依存に対してカウンセリングがどのように役立つのかをわかりやすくご紹介します。
ギャンブル・投資依存とは?
ギャンブル依存、投資依存は、日常生活や人間関係に支障が出ているにもかかわらず、ギャンブルやハイリスクな投資行動をやめられない状態を指します。これは意志の弱さではなく、脳の報酬系の働きや、ストレスの対処方法が関係している心の問題です。
依存状態では以下のようなサイクルが起きやすくなります:
- 不安・ストレス・退屈などの感情がきっかけになる
- 一時的に気晴らしや刺激を求めてギャンブル・投資に手を出す
- 一時的な興奮や安心感を得るが、すぐに後悔や自己嫌悪に陥る
- 再びネガティブな感情を抱え、また繰り返す
このサイクルから抜け出せず、「気づけば時間やお金を大量に使っていた」「負けを取り返そうとしてやめられない」といった状態に陥ることがよくあります。
認知行動療法の視点から見た依存行動
認知行動療法(CBT)では、「考え」「感情」「行動」「身体反応」の4つの要素に注目し、行動を維持しているパターンを一緒に整理していきます。
ギャンブルや投資依存の場合、以下のような思考のクセや行動パターンが見られることがあります:
- 「次こそは勝てるはず」「もう少しで取り返せる」という予測
- 「やめたら今までの努力が無駄になる」といった損失回避の心理
- 「勝てたときの快感」を忘れられず、つい記憶が美化されてしまう
- 「失敗したのは自分のせいではない」と責任を外に向けてしまう
これらの認知が依存行動を強化し、やめようとしてもまた手を出してしまうループをつくっているのです。
CBTでは、そうした思考パターンに気づき、より現実的で柔軟な考え方に切り替えることで、行動の選択肢を増やしていきます。
カウンセリングでできること
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店では、ギャンブル・投資依存に関して以下のような支援を行っています:
1. 依存のメカニズムを理解する
心理教育を通して、「なぜやめられないのか」「どんな時に手が伸びるのか」など、依存のサイクルを客観的に把握します。
2. 引き金となる状況・感情を整理する
日常の中でギャンブルや投資に走りたくなる瞬間(トリガー)を一緒に探し出し、対処の選択肢を増やしていきます。
3. 行動の代替案をつくる
依存行動の代わりになる健全な行動(例:運動・趣味・リラクゼーション)を試しながら、生活全体を立て直していきます。
4. 思考パターンを見直す
「また負けたらどうしよう」「次は勝てるはず」といった思考に注目し、それを現実的に検討する練習を重ねます。
5. 自分との付き合い方を見直す
依存の背景には、孤独感や自己否定感が隠れていることもあります。カウンセリングでは、自分にやさしく関わるための方法も大切に扱います。
よくあるご質問
Q:自分が依存状態かどうかわかりません。 A:ギャンブルや投資に関して、「やめたいのにやめられない」「繰り返してしまう」状態が続いているなら、カウンセリングの対象になりえます。深刻な状態でなくても、予防的なサポートとしてもご相談いただけます。
Q:家族のことで相談してもいいですか? A:もちろん可能です。ご本人が相談に来られなくても、家族としてどう関わるべきかを一緒に考えることも大切な支援の一つです。
Q:カウンセリングでは強く否定されたり、責められたりしませんか? A:当センターでは、否定や説教ではなく、「どうすればよりよい方向に進めるか」を一緒に考える姿勢を大切にしています。
東京品川で依存の悩みに向き合う一歩を
ギャンブルや投資の依存から抜け出すには、一人で抱え込まず、信頼できる第三者とともに「どうしたら少しずつ変えていけるか」を考えていくことが効果的です。
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店では、ギャンブル・投資依存の問題に丁寧に寄り添い、具体的な対応策を共に考えていくお手伝いをしています。
東京都品川区内の対面カウンセリングはもちろん、オンラインでのご相談も可能です。
「変わりたい」というお気持ちがあれば、きっと道は開けます。どうか安心してご相談ください。
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店
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