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今回は認知行動療法カウンセリングセンターで実践している痴漢や盗撮、露出など性犯罪加害者の再犯予防を目的としたオンラインカウンセリングについて紹介します。 

2024年1月に弁護士と一緒に「性犯罪の再犯予防」をテーマとしたオンライン市民講座を開催しました。700名近くの方にご参加いただき関心の高さが伺えました。イベント詳細はこちらをご確認ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000066329.html

性犯罪・性加害と一言でいっても個人ごとに事情は異なってきます。認知行動療法カウンセリングセンターではまず事件に至った経緯や事件の流れを詳細に聴き取ります。聴き取りを通して加害行為がなぜ起きたのかのメカニズムを分析します。分析なしに注意しても一時的に抑制されるかもしれません再度繰り返してしまう恐れがあります。徹底的に条件を整理することで再犯を予防するための環境調整や本人が注意すべきことが明確になっていきます。ポイントはいくつかありますが、性加害行為の引き金となるリスクに近づかないための工夫を行います。その際、本人の意思だけでなく物理的に近づけないように工夫します。例えばスマホをもっていることがリスク要因なのだとしたら、そもそもスマホを持ち歩かないようにします。個別のプログラムを作成し練習を重ねることで再犯予防に取り組みます。同時に長期的なフォローアップも行います。それは再犯リスクが高まるのは事件発覚から数年後が多いためです。

認知行動療法カウンセリングセンターでは、オンラインカウンセリングを通して性加害の再犯予防カウンセリングを実施しております。

https://tokyo.cbt-mental.co.jp/

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