2025年02月25日
- 認知行動療法
東京品川でギャンブル依存へのカウンセリング

ギャンブル依存とは?
ギャンブル依存とは、パチンコや競馬、オンラインカジノなどのギャンブルを自分の意思でやめられなくなる状態を指します。一時的な楽しみのつもりが、気づけば繰り返してしまい、生活に影響が出ることも少なくありません。お金の問題だけでなく、人間関係や仕事、健康にも影響を及ぼすことがあるため、早めの対策が重要です。
まずは現状を整理する
ギャンブル依存の改善に向けて大切なのは、「自分の状態を知ること」です。どのような状況でギャンブルをしているのか、どのような気持ちのときに衝動が強まるのかを整理していきます。
例えば、以下のような点を振り返ります。
- ギャンブルをしたくなる時間帯や場所は?
- きっかけとなる出来事や気持ちは?
- ギャンブルをした後に感じることは?
こうした振り返りをもとに、何が影響しているのかを把握し、対策を考えることが改善の第一歩となります。
ギャンブル行動のパターンを理解する
ギャンブル依存は、特定の流れで繰り返されることが多く、そのパターンを整理することで改善の糸口が見えてきます。
「きっかけ → 行動 → 結果」の流れを整理すると、以下のようなパターンが見つかることがあります。
- 【きっかけ】ストレスを感じた/退屈だった/友人に誘われた
- 【行動】ギャンブルをする
- 【結果】一時的に気分が晴れるが、後で後悔する
このように、自分のギャンブル行動がどのような流れで起こっているのかを知ることで、対策を考えやすくなります。
影響を知る
ギャンブルを続けることで、どのような影響が出ているのかを整理することも大切です。短期的には楽しさやスリルを感じるかもしれませんが、長期的にはどのような影響があるのかを確認していきます。
- 金銭的な負担(借金、生活費の不足)
- 人間関係への影響(家族との関係悪化、友人とのトラブル)
- 仕事や健康への影響(集中力の低下、不安の増加)
こうした影響を見つめ直すことで、ギャンブル以外の選択肢を考えるきっかけになります。
衝動のコントロール
ギャンブルへの衝動は、波のようにやってきます。しかし、衝動は必ず時間とともに収まるものです。衝動が強まったときに、別の行動をとることで、ギャンブルをせずにやり過ごすことが可能になります。
具体的な方法としては、以下のようなものがあります。
- 深呼吸やカウントダウンで気持ちを落ち着かせる
- 体を動かす(散歩、軽い運動)
- 書き出して気持ちを整理する
こうした対策を準備しておくことで、衝動に流されにくくなります。
ギャンブルに代わる行動を見つける
「やめよう」と意識すると、かえって意識が向いてしまうことがあります。そのため、ギャンブルに代わる別の行動を取り入れることが重要になります。
例えば、以下のような代替行動が考えられます。
- 計画的な趣味や楽しみを増やす
- 体を動かす(スポーツ、ウォーキング)
- 創作活動や学習に取り組む
「ギャンブルをやめる」ことよりも、「ほかの楽しみを増やす」ことに意識を向けることで、行動を変えていきやすくなります。
再発のサインに気づく
ギャンブル依存の改善には、再発の兆候に気づくことも重要です。
例えば、以下のようなサインがあるかもしれません。
- イライラしやすくなる
- 不安が強くなる
- 眠れなくなる
こうしたサインに早めに気づき、対策をとることで、ギャンブルを繰り返すことを防ぐことができます。
まとめ
ギャンブル依存の改善には、自分の状態を知り、行動のパターンを整理し、新しい対策を身につけることが大切です。一人ひとり状況が異なるため、それぞれに合った対策を考えることが必要になります。
東京品川でギャンブル依存にお悩みの方は、認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店でご相談いただけます。あなたの状況に合わせた具体的な方法を一緒に考えていきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店
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