2026年01月19日
- 認知行動療法
品川で妊娠する事への怖さを抱えている方へのカウンセリング
こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店です。
妊娠について考えたとき、強い恐怖や不安が浮かんで日々悩み生活されている方がいらっしゃいます。
・妊娠の話題を避けてしまう
・妊娠を想像すると体調が悪くなる
・将来の選択肢として妊娠を考えられない
こうした状態は、決して珍しいものではありません。
そしてその背景には、妊娠そのものではなく、別の“怖さ”が隠れている場合もあります。
今回は、「妊娠への怖さの背景に、嘔吐恐怖が関係しているケース」に焦点を当て、認知行動療法カウンセリングの視点からお伝えします。
※大切な点として
妊娠への怖さがすべて嘔吐恐怖によるものではありません。
今回は「そのような場合もある」という一つのケースのお話です。
妊娠への怖さと、嘔吐恐怖が結びつくことがあります
妊娠への強い恐怖は、一般に「トコフォビア(妊娠・出産への恐怖)」と呼ばれることがあります。
その理由は人によってさまざまで、
・出産の痛み
・身体の変化
・生活が大きく変わること
・責任への不安
などが挙げられます。
その中の一つとして、「つわりによる吐き気・嘔吐への強い恐怖(嘔吐恐怖)」が影響している場合があります。
嘔吐恐怖とは
嘔吐恐怖とは、
・自分が吐くこと
・他人が吐く場面を見ること
に対して、日常生活に支障が出るほど強い恐怖を感じる状態を指します。
単に「吐くのが苦手」というレベルではなく、
・吐き気を感じるとパニックのようになる
・食事量を極端に制限してしまう
・体調の変化に過敏になる
といった形で生活に影響が出ることもあります。
妊娠と嘔吐恐怖のつながり
嘔吐恐怖をお持ちの方にとって、
妊娠=「つわりが起きるかもしれない」
というイメージは、非常に強い不安を呼び起こします。
・「吐き気が出たらどうしよう」
・「一度吐いたら止まらなくなるのでは」
・「コントロールできなくなるのが怖い」
こうした考えが積み重なり、妊娠そのものを避ける行動につながっていることもあります。
認知行動療法カウンセリングでは何をするのか
認知行動療法(CBT)は、「怖さをなくす」ことをゴールにするのではなく、怖さがどのように続いているのかを整理し、対応の仕方を増やしていくカウンセリングです。
① 怖さの仕組みを一緒に整理します
まず、
・どんなきっかけで恐怖が強まるのか
・そのとき、頭の中で何が浮かんでいるのか
・恐怖を下げるために、どんな行動をしているのか
を丁寧に整理します。
例)
妊娠を想像する
→「つわりで吐き続けるに違いない」という考え
→胃の感覚に意識が集中
→妊娠の話題を避ける
このような悪循環を、図や言葉で一緒に見える形にしていきます。
② 考え方の幅を少しずつ広げます
嘔吐恐怖や妊娠への不安が強いとき、考え方が「最悪のシナリオ一択」になっていることがあります。
カウンセリングでは、
・その考えがどれくらい現実的か
・他の見方はあり得ないか
を一緒に検討していきます。
無理にポジティブになる必要はありません。
「少し別の考え方もあるかもしれない」という幅を持てることが大切です。
③ 少しずつ慣れる練習(曝露)
嘔吐恐怖が関係している場合、避け続けることで怖さが強化されていることがあります。
そのため、
・言葉やイメージに少しずつ触れる
・身体感覚への過度な注意を和らげる
・避けてきた行動を小さな一歩から試す
といった練習を、無理のないペースで行います。
いきなり妊娠に向き合う必要はありません。
「怖さの土台になっている部分」から取り組みます。
④ 注意の向け先を変える練習
吐き気や胃の感覚に意識が集中しすぎると、不安は増幅します。
そこで、
・意識を別の感覚に向ける
・今している作業に注意を戻す
といった注意のシフトを練習します。
「身体の感覚があっても、大丈夫な時間を過ごせる」
という体験を積み重ねていきます。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 妊娠が怖い=必ず嘔吐恐怖があるのでしょうか?
いいえ。
妊娠への怖さの理由は人それぞれで、嘔吐恐怖が関係していないケースも多くあります。
今回は「その一つのパターン」としてご紹介しています。
Q2. 妊娠するかどうか決まっていなくても相談できますか?
もちろん可能です。
「今すぐ妊娠したいわけではないけれど、怖さが気になる」という段階でもご相談いただけます。
Q3. 医療的な治療や指導は行っていますか?
当センターは医療機関ではなく、心理カウンセリング機関です。
診断や投薬ではなく、認知行動療法の視点から心の整理と対処の練習を行います。
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店のご案内
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店では、
妊娠への不安、嘔吐恐怖、不安や恐怖が続く状態について、
一人ひとりの状況に合わせた認知行動療法カウンセリングを行っています。
認知行動療法カウンセリングセンター東京品川店
〒141-0031
東京都品川区西五反田2丁目14-10 五反田ハイム607号室
(JR山手線 五反田駅 徒歩5分)
営業時間
10:00〜20:00(完全予約制)
WEBサイト
https://tokyo.cbt-mental.co.jp/
LINE(ご相談・ご予約)
https://lin.ee/26sKHRK8
お申込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelm3nMBwOyvwnkhrkihe-APBzNTll2NL4fsPB6b6hHMzC8GA/viewform
最後に
妊娠への怖さは、「気持ちの問題」「考えすぎ」と片付けられてしまいがちです。
しかし、その背景にはきちんと理由があります。
一人で抱え込まず、「何が怖さを支えているのか」を一緒に整理してみませんか。
品川で、認知行動療法によるカウンセリングをお探しの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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